介護の実務者研修とは?メリットや費用、介護福祉士までの流れを解説!

初任者研修は取ったけど、次は何を勉強すればいいんだろう?

それなら実務者研修がおすすめだよ!

実務者研修ってよく聞くけど、どんな資格なの?

介護福祉士を目指す人にとっても、とても大切な資格だよ!わかりやすく解説していくね!
実務者研修(介護福祉士実務者研修)とは、介護の専門スキルを高めるための公的研修で、介護福祉士になるための必須ステップです!
この記事の前半では、介護の実務者研修とは?や実務者研修を取得するメリットについて解説します。
記事の後半では、実務者研修の費用と受講期間や、働きながらでもOK!実務者研修を取得するまでの流れについても解説します。
介護業界で35年働いて5種類の資格を取得した私がわかりやすく解説しますね!
介護職に興味のある方や、すでに現場で働いてキャリアアップを目指している方はぜひ参考にしてくださいね!

介護の実務者研修とは?

実務者研修(介護福祉士実務者研修)とは、介護職としてより専門的な知識や技術を身につけ、介護福祉士を目指すためにも欠かせない資格です!
介護福祉士を目指すための必須資格
実務者研修のポイント
実務者研修は、介護の専門的な技術や、医療的ケアを総合的に学ぶための公的な修了資格です。
国家資格である介護福祉士の受験資格として必須の要件となっていますよ!

国家資格ではなく研修です
実務者研修は国家資格ではなく、国が決めたカリキュラムを修了する「研修」で、国や都道府県などの指定を受けた養成施設が実施しています。
研修を最後まで受けてすべての科目を終えると「修了証」が交付され、履歴書などに資格として書くことができますよ!
介護福祉士を目指す人に必須の資格
国家資格である介護福祉士を目指す人にとって、実務者研修の修了は「実務経験ルート」での受験に必須の要件です。
国家試験を受けるためには、3年以上の実務経験と実務者研修の修了がセットで求められます。
初任者研修との違い
初任者研修と実務者研修は、どちらも介護の公的資格ですが、「スタートライン資格」か「キャリアアップ・ステップアップ資格」かという違いがあります。
以下でわかりやすく表にまとめてみました!
| 項目 | 初任者研修 | 実務者研修 |
| 目的 | 介護の基本を学ぶ | より専門的な知識・技術を学ぶ |
| 受講要件 | 誰でも受講可能 | 誰でも受講可能 |
| 学習内容 | 身体介護・生活援助など介護の基礎 | 医療的ケア・たん吸引・経管栄養の基礎、介護過程など |
| 学習時間 | 130時間 | 450時間(初任者研修修了者は一部免除あり) |
| 介護福祉士受験資格 | 対象にならない | 実務経験3年と合わせて受験資格となる |
| おすすめな人 | これから介護を始めたい人 | 給料アップ・介護福祉士を目指したい人 |
受講資格はある?無資格・未経験でも受けられる
実務者研修は無資格・未経験でも受講できます。
ただし、介護の仕事が初めての方は、基礎から学べる初任者研修を先に受けてから実務者研修に進むと、無理なくステップ・アップできますよ!
無資格・未経験でも受けられる
実務者研修の受講は、学歴・年齢(スクールによっては「16歳以上」の規定あり)・性別・実務経験・保有資格などの制限や要件はありません。
「初任者研修を修了していないと受けられない」と思われがちですが、まったくの無資格・未経験であっても、受講することができますよ!
持っている資格によって受講時間・費用が変わる
実務者研修は、持っている資格によって免除される科目があり、受講時間と費用(受講料)が大きく変わります。
無資格の場合は、450時間で10万〜20万円程度かかりますが、初任者研修などの資格があれば時間も費用も軽減されますよ!
初任者研修と実務者研修どちらを選ぶ?
勉強や試験が少し難しく感じることもあり、未経験や無資格の人は、まずは初任者研修から受けるのがおすすめです。
初任者研修で介護の基礎を学んでから実務者研修へ進むと、受講時間や費用の一部が免除されます。
ただし、時間やお金に余裕があったり、早く介護福祉士を取りたい人は、最初から実務者研修を受けることもできますよ!


実務者研修を取得するメリット

実務者研修は、介護職として専門性を高めるだけでなく、給料アップやキャリアアップ、介護福祉士へのステップアップにもつながる資格です。
将来の選択肢を広げたい人にとっては、大きなメリットがありますね!
専門的な知識・技術が身につく
実務者研修では、初任者研修よりさらに一歩進んだ「応用」と「医療的ケア」を学ぶことができます。
「介護過程」で利用者さんに合った介護を学べる
実務者研修では「介護過程」を学びます。
介護過程とは、利用者さんの体調や生活の様子、困っていることなどを把握し、その人に合った介護の方法を考えることです。
同じ介護を必要とする人でも、身体の状態や生活習慣、希望することはそれぞれ違います。
「介護過程」を学ぶことで、「その人にとって、どのような介護が必要なのか」を考えてケアできるようになり、利用者さんの希望や自立を大切にした、より質の高い介護ができるようになりますね!
医療的ケアの知識・技術を学べる
また、介護の現場で必要となる「医療的ケア」の基礎知識や技術も学びます。
具体的には、呼吸器や消化器のしくみ、清潔保持と感染予防、健康状態の把握、急変時の対応などを講義で学び、たんの吸引や経管栄養の手順などを演習を通して学びます。
「医療的ケア」を学ぶことで、利用者さんの体調の変化にも気づきやすくなり、より安全な介護を行うための知識や技術を身につけられますね!
介護の専門知識を深め、現場で活かせる
実務者研修では、介護の基本だけでなく、利用者さんの状態に合わせた介護方法や、より専門的な知識・技術を学びます。
学んだ知識を実際の介護現場で活かすことで、利用者さん一人ひとりに合ったケアを考えられるようになります。
また、介護の根拠を理解して仕事ができるようになるため、自信を持って介護を行えることにもつながりますね。
給料アップを目指せる
実務者研修を取得すると、資格手当がついたり「サービス提供責任者」などの役職に就くことで、役職手当や基本給のアップを目指せますよ!
資格手当がつく
実務者研修を取得すると、多くの事業所では毎月5,000円程度の「資格手当」が支給されます。
| 資格名 | 資格手当の平均額 |
| 初任者研修 | 3,381円 |
| 実務者研修 | 5,704円 |
| 介護福祉士 | 10,036円 |
「サービス担当責任者」で役職手当もつく
実務者研修を取得すると、訪問介護(ヘルパー)事業所の「サービス提供責任者」を目指せるようになります。
「サービス提供責任者」になると「役職手当」がつく事業所も多く、さらなる給料アップにつながりますね!
| 職務 | 支給額 |
| 課長 | 15,000〜30,000円 |
| 係長、主任 | 10,000〜20,000円 |
| 副主任、リーダー | 3,000〜10,000円 |
転職・キャリアアップに強い
実務者研修を取得すると、介護の専門的な知識や技術を身につけていることを資格として示せます。
また、「サービス提供責任者」も目指せるようになるため、一般の介護職員から仕事の幅も広げることになりますね。
さらに、実務者研修は介護福祉士国家試験を受験するために必要な資格でもあります。
このように、実務者研修は「今の仕事に役立つ」だけでなく、転職や役職へのステップアップ、介護福祉士取得など、将来のキャリアアップを広げるためにも役立つ資格です!
介護福祉士の受験資格が得られる
実務者研修は、介護福祉士を目指すための重要なステップです!
介護の仕事をしながら介護福祉士試験を受験する「実務経験ルート」では、3年以上の実務経験と実務者研修を修了することが、受験資格の要件となっています。
実務者研修の修了が必要
介護福祉士国家試験を「実務経験ルート」で受験する場合、実務者研修を修了していることが必要です。
実務経験を3年積んでも、実務者研修を修了していなければ原則として受験資格を満たせません!
そのため、介護福祉士を目指している人は、働きながら実務者研修を受講し、実務経験と実務者研修の修了を計画的に準備することが大切ですね。
介護の実務経験3年以上も必要
実務者研修を修了するだけでは、「実務経験ルート」で介護福祉士国家試験を受験することはできません。
原則として介護の仕事に3年以上従事していることも必要です。
つまり、介護福祉士を目指すには、「実務者研修の修了」と「3年以上の実務経験」の両方を準備する必要がありますよ!
- 期間:在籍期間が通算で3年以上(1,095日以上)
- 日数:実際に働いた日数が540日以上
働きながら介護福祉士を目指せる
介護福祉士は、介護の仕事を続けながら取得を目指せる国家資格です。
実務経験ルートなら、働きながら介護の経験を積み、実務者研修を修了して介護福祉士国家試験に挑戦することができますよ!
また、実務経験ルートなら、介護福祉士国家試験の実技試験は免除されます!
仕事と勉強を両立する必要はありますが、実際の介護現場で経験を積みながら学べるため、仕事で得た知識や技術を試験勉強にも活かせます。
「働きながら資格を取りたい」という人にとって、実務経験を積みながらステップアップできるのが、実務経験ルートのメリットです。
転職やキャリアアップに有利になる
実務者研修を取得すると、介護に関する専門的な知識や技術を身につけていることをアピールできます。
また、訪問介護のサービス提供責任者を目指せるため、一般の介護職員からキャリアアップする選択肢も広がりますよ!
専門的な知識や技術ををアピールできる
実務者研修を修了すると、介護に必要な専門的な知識や技術を学んでいることを、資格として証明できます。
無資格の場合と比べて、介護について学んできたことを履歴書や面接でアピールしやすくなりますね。
利用者さん一人ひとりに合わせた介護や、介護過程、医療的ケアなどを学ぶため、介護現場では即戦力として評価され、給与アップや応募できる求人幅も広がり、転職市場では有利になりますよ!
サービス担当責任者を目指せる
また、訪問介護(ヘルパー)事業所で働く「サービス担当責任者」も目指せるようになります。
サービス担当責任者は、利用者さんの希望や状態に合わせて訪問介護のサービス内容を考えたり、訪問介護員(ホームヘルパー)の調整を行ったりする仕事です。
一般の介護職員よりも責任のある仕事を任されるため、キャリアアップを目指したい人におすすめの選択肢ですね。
勤務先によっては役職手当などがつき、収入アップにつながる場合もありますよ!
将来の選択肢が広がる
実務者研修を修了すると、介護の仕事を続けながら介護福祉士国家試験を目指せるようになりますよ!
介護福祉士は、介護に関する専門的な知識や技術を持っていることを証明できる国家資格です。
資格を取得することで、資格手当やリーダー・主任へのステップアップ、さらにはケアマネージャーへのキャリアアップなど、仕事の幅やキャリアの選択肢が広がります。
「今は介護職として働いているけれど、将来はもっと専門性を高めたい!」という人にとって、実務者研修は介護福祉士への大切なステップになりますね。

実務者研修の費用と受講期間

実務者研修の費用や受講期間は、持っている資格や受講するスクールによって異なりますが、多くの人が働きながら無理なく取得を目指していますよ!
実務者研修は、初任者研修修了者であれば受講期間や費用を抑えられる場合が多く、通信講座を活用すれば働きながらでも無理なく資格取得を目指せます。
自分に合ったスクールや受講方法を選ぶことがスムーズな資格取得へのポイントですね!
実務者研修の費用の相場
実務者研修の受講費用は、持っている資格や受講するスクールによって異なります。
無資格・未経験の場合は10万円〜20万円程度
無資格・未経験から実務者研修を受講する場合、費用は10万円〜20万円程度が必要です。
実務者研修は無資格の場合、介護の資格を持っている人よりも受講する科目が多く、450時間のカリキュラムを学ぶため費用も高くなる傾向があります。
ただし、スクールによっては料金は異なり、教材費などが別途必要になる場合もあります。
また、割引キャンペーンや資格取得支援制度などを利用できる場合もあるため、申し込む前に受講料の総額や利用できる制度を確認しておきましょう!
初任者研修を修了していると費用が安くなる
初任者研修の修了者が実務者研修を受講する場合の費用は、8万円〜12万円程度が必要です。
実務者研修で学ぶ科目の一部が免除されるため、無資格の場合よりも受講時間が短くなり、費用も安く設定されていますよ!
例えば、実務者研修は無資格の場合は450時間ですが、初任者研修を修了している場合は320時間に短縮されます。
これから実務者研修を受ける人は、初任者研修を先に取得しておくことで、受講時間と費用の負担を抑えられるというメリットがありますね!
受講料が異なるので比較が大切
実務者研修の受講料は、スクールによって大きく異なります。
同じ実務者研修でも、受講するスクールによって料金に差があるため、申し込む前に複数のスクールを比較することが大切ですね。
比較するときは、受講料だけでなく、教材費が含まれているか、通学回数はどのくらいか、振替制度はあるか、割引や給付制度を利用できるかなども確認しましょう!
特に、働きながら受講する場合は料金の安さだけでなく、無理なく通える場所や日程かどうかも重要です。
自分の予算や仕事との両立を考えながら、費用と通いやすさの両方を比較して、自分に合ったスクールを選びましょう!
受講期間と学習スタイル
実務者研修は、原則6ヶ月以上かけて学ぶ研修です。ただし、すでに初任者研修などの資格を取得している場合は、受講する科目が一部免除されます。
学習方法は、通信学習とスクーリングを組み合わせた講座が多く、働きながらでも無理なく学びやすい仕組みになっていますよ!
無資格の場合は約6ヶ月〜1年が目安
無資格から実務者研修を受講する場合、修了まで6ヶ月〜1年程度を目安に考えておくとよいでしょう。
無資格の場合は、実務者研修のカリキュラム(450時間)を最初から学ぶ必要があるため、初任者研修を修了している人よりも、学習する時間が長くなりますよ!
ただし、受講期間はスクールのカリキュラムや通学回数によって異なります。
働きながら受講する場合は、仕事と勉強を無理なく両立できるよう、自分の生活に合った受講スケジュールを選ぶことが大切ですね。
初任者研修を修了していると受講期間を短縮できる
初任者研修を修了している場合の受講期間の目安は、約2ヶ月〜4ヶ月となります。
実務者研修は無資格の場合、450時間のカリキュラムがありますが、初任者研修を修了していると、130時間が免除され320時間となります。
そのため、初任者研修を取得してから実務者研修へ進むことで、学習時間を減らし効率よくステップアップできるのがメリットですね。
働きながら資格取得を目指す人にとっても、受講時間を短縮できることは大きなメリットといえますね!
通信学習とスクーリングを組み合わせて学ぶ
受講スタイルは、自宅で学習する「通信学習」と、スクールに通って学ぶ「スクーリング」を組み合わせるのが一般的です。
通信学習では、テキストやオンライン教材を使って、介護に必要な知識を自分のペースで学びます。
スクーリングでは、実際にスクールに通い(7〜10日程度)、介護技術や医療的ケアなど実技を中心に学びます。
自宅で学習する時間が多いため、仕事を続けながらでも受講しやすいのがメリットです。ただし、スクーリングの日程は決められていることが多いため、仕事の予定と調整しながら計画的に受講することが大切ですね。
働きながらでも無理なく受講できる
実務者研修は、通信学習とスクーリングを組み合わせて学ぶ講座が多いため、仕事を続けながらでも資格取得を目指しやすいのが特徴です。
通信学習では、自宅で空いた時間にテキストやオンライン教材を使って学習できます。仕事が休みの日や、仕事の前後など、自分の生活に合わせて勉強を進められますね。
一方、介護技術や医療的ケアなどはスクールに通って実技を学びます。スクーリングの日程はあらかじめ確認し、仕事のシフトと調整しておきましょう。
このように、自分のペースで学習を進めながら、必要な実技は通学して身につけられるため、働きながらでも取得しやすくなっていますよ!
実務者研修の費用を安く抑える方法
実務者研修は、受講するスクールや保有している資格によって費用が異なります。できるだけ費用を抑えたい場合は、利用できる割引や支援制度を確認することが大切です。
さらに、勤務先の資格取得支援制度を利用できれば、受講料の一部または全額を負担してもらえる場合がありますよ!
職場の資格取得支援制度を利用する
介護施設や事業所によっては、職員のスキルアップを支援するために、実務者研修の受講費用を補助してくれる制度「資格取得支援制度」をもうけています。
勤務先によって、受講料の一部を負担してくれる場合や、条件を満たせば全額を負担してくれる場合がありますよ!
また、受講料だけでなく、教材費やスクールまでの交通費などが支援の対象になることもあります。
実務者研修を受講する前に、職場に「資格取得支援制度はありますか?」「実務者研修も対象になりますか?」と確認してみましょう。
制度を利用できれば、自己負担を大きく減らして資格取得を目指せる可能性がありますね!
教育訓練給付制度を利用する
実務者研修の講座の中には、「教育訓練給付制度」の対象になっているものがあります。
教育訓練給付制度とは、一定の条件を満たした人が厚生労働大臣の指定する講座を受講・修了した場合に、受講費用の一部が支給される制度です。
実務者研修を対象とする講座もあるため、受講費用を抑えたい人は、申し込む前に対象講座かどうかを確認してみましょう。
ただし、すべての実務者研修が対象となるわけではありません。また、雇用保険の加入期間など、利用するための条件もあります。
「実務者研修の費用を少しでも安くしたい」という人は、教育訓練給付制度を利用できるか確認しておくことがおすすめです!
初任者研修を修了してから受講する
実務者研修は、無資格の状態から受講するよりも、初任者研修を修了してから受講することで、受講時間や費用を抑えられる場合があります。
初任者研修を修了していると、実務者研修の一部の科目が免除されるため、無資格の場合よりも学習する時間が少なくなります。
また、スクールによっては、初任者研修修了者向けに受講料を安く設定している場合もありますよ。
そのため、介護の仕事が初めての人は、「初任者研修⇨実務者研修」と順番に取得することで、基礎から学びながら効率よくステップアップする方法もおすすめです!
スクールの割引やキャンペーンを利用する
実務者研修を開講しているスクールでは、期間限定の割引やキャンペーンを行っていることがあります。
たとえば、早めに申し込むことで受講料が安くなる「早割」や、特定の資格を持っている人を対象とした割引などがあります。
また、スクールによっては、友人紹介割引や複数講座の割引などを用意している場合もあります。
実務者研修を申し込む際は、受講料だけで決めず、利用できる割引やキャンペーンがないか確認してから申し込むことで、費用を抑えられる可能性がありますね。
ただし、キャンペーンには期間や適用条件があるため、申し込み前に必ず確認しましょう!
働きながらでOK!実務者研修を取得するまでの流れ

実務者研修は、仕事を続けながらでも計画的に学習を進めることで、無理なく取得を目指せますよ!
ステップ1:受講するスクールを選ぶ
実務者研修のスクールを探すには、資格比較サイトで情報を収集したり、大手スクールの公式サイトを直接チェックするのもおすすめです。
気になるスクールがあれば、資料を取り寄せたり、直接確認するのも大切ですね!
通いやすい場所にあるか確認
実務者研修は、自宅で学習する「通信課程」と「スクーリング(通学授業)」を受ける必要があります。そのため、自宅や職場から通いやすい場所にあるかは、スクール選びの重要なポイントです。
特に働きながら受講する場合は、通学時間が長いと仕事との両立が負担になることもあります。スクールを選ぶときは、距離だけでなく、交通手段や所要時間、スクーリングの日程まで確認しましょう。
「近いから」という理由だけで決めず、自分の働き方に合った通いやすさを考えて選ぶことが大切ですね!
働きながら受講できる日程か確認
スクーリング(7〜10日程度)は、スクールによって日程や受講スタイルが異なります。
働きながら受講する場合は、申し込む前に自分の勤務日とスクーリングの日程が重ならないかを確認しましょう!
- 土日や平日のどちらに受講できるか
- スクーリングは何日あるか
- 1回あたりの受講時間はどのくらいか
- 欠席した場合に振替受講ができるか
など、確認しておくと安心ですね!
「料金が安いから」という理由だけで決めず、仕事と無理なく両立できる日程かを確認して、自分に合ったスクールを選びましょう。
受講料や教材費などの総額を確認
実務者研修の費用は、スクールによって異なります。また、受講料に教材費が含まれているかどうかもスクールによって違うため、表示されている受講料だけで比較しないことが大切です。
- 受講料
- 教材費
- スクーリングにかかる費用
- 補講や振替にかかる費用
- 通学に必要な交通費
など確認し、最終的にいくらかかるのかを計算して比較してみましょう!
また、保有している資格によって受講料が安くなる場合もあります。特に初任者研修を修了している人は、無資格の場合より受講料が安くなるスクールがあります。
「受講料が安い」というだけで決めず、必要な費用をすべて含めた総額で比較することが、後悔しないスクール選びのポイントです!
資格取得支援制度や給付金が利用できるか確認
実務者研修の費用を抑えるためには、職場の「資格取得支援制度」や「教育訓練給付制度」が利用できるか、申し込み前に確認しておくことが大切です。
職場によっては、実務者研修の受講費用を一部または全額負担してくれる場合があります。また、教育訓練給付制度では、一定の条件を満たし、厚生労働省の指定を受けた講座を受講・修了すると、受講費用の一部が支給されます。
ただし、すべての実務者研修が給付金の対象になるわけではありません。受講する前に、スクールが対象講座に指定されているか、自分が支給要件を満たしているかを確認しましょう。
「受講料が安いスクール」を探すだけでなく、利用できる制度まで確認して、実際の自己負担額で比較することもポイントですね!
サポート体制や口コミも確認
スクール選びは受講料や通いやすさだけでなく、サポート体制や口コミも確認しておきましょう。スクールによって、質問対応や振替受講、学習フォローなどのサポート内容には違いがありますよ!
特に働きながら受講する場合は、急な仕事やシフト変更でスクーリングに参加できなくなることもあります。そのため、振替受講ができるか、無料なのか、有料なのかまで事前に確認しておくと安心です。
また、口コミは講師の教え方や質問のしやすさ、スクールの雰囲気など、公式サイトだけでは分かりにくい情報を知る参考になりますよ。
安心して最後まで学べるように、料金だけでなく「サポートの充実度」まで確認して、自分に合ったスクールを選びましょう。
ステップ2:通信学習とスクーリングを進める
実務者研修は、自宅での通信学習とスクーリングを組み合わせて学ぶスタイルが一般的です。
通信学習では、テキストやWeb教材などを使って、自分のペースで介護の知識を身につけます。一方、スクーリングでは、介護過程や医療的ケアなどを実践的に学びます。
自宅で学習を進める
自宅学習では、テキストや教材を使った学習だけでなく、レポートの提出やEラーニングによる動画学習を行う場合があります。
Eラーニングならスマートフォンやパソコンを使って、自分の都合の良い時間に学習できるため、働きながら資格取得を目指す人にも便利です。
ただし、学習方法やレポート提出の有無はスクールによって異なるため、申し込み前に確認しておきましょう!
スクーリングで介護の実技を学ぶ
スクーリングでは、実際に身体を動かしながら、介護現場で必要となる知識や技術を実践的に学びます。
自宅学習で身につけた知識を、スクーリングで実技につなげていくイメージですね。
- 介護過程の演習
- 利用者さんの状態を把握し、その人に合った介護方法を考える
- 介護計画を立て、実践・評価する方法を学ぶ
- 身体介護の技術
- 利用者さんの身体状況に合わせた介助方法を学ぶ
- 安全・安楽に配慮した介護技術を身につける
- 医療的ケアの演習
- たん吸引・経管栄養など必要な知識と安全な手順を学ぶ
スクーリングは決められた日時に通学する必要があるため、当日に向け体調の管理と体調不良時の連絡ルールや、欠席・遅刻時の振替制度の確認など事前に行っておくと安心ですね!
医療的ケアの演習を受ける
実務者研修では、介護職が行う医療的ケアについても学びます。自宅学習で基礎知識を身につけた上で、スクーリングでは実際の器具を使った演習を行います。
- たん吸引
- たんなど自力で出すことが難しい人に対して行う吸引について学ぶ
- 経管栄養
- 口から食事をとることが難しい人に、チューブなどを通して栄養を送る方法について学ぶ
演習では、手順だけでなく、利用者さんの安全や感染予防、体調の確認などに配慮しながら行うことも学びます。
実務者研修の医療的ケアでは、たん吸引や経管栄養に必要な知識と技術を、演習を通して学びます。介護の仕事の幅を広げ、より専門的な介護職を目指す上で、大切な学習内容の一つですね。
ステップ3:実務者研修を修了する
通信学習とスクーリング、医療的ケアの演習など、決められたカリキュラムをすべて修了することで、修了証明書が交付されます。
受講するスクールによって修了確認の方法は異なりますが、通信学習では課題の提出・添削、スクーリングでは演習や実技の確認などがありますよ!
通信学習の課題や確認テストに取り組む
スクールによっては、通信学習の課題提出や確認テストなどが行われることがあります。
自宅でテキストやWeb教材を使って学習し、課題や確認テストに取り組みながら、介護に必要な知識を身につけていきます。
確認テストの内容や実施方法はスクールによって異なるため、受講前にどのような学習方法・評価方法なのかを確認しておくと安心ですね。
働きながら受講する場合は、毎日少しずつ学習時間を確保し、無理のないペースで課題を進めることがポイントです!
スクーリングで必要な科目を修了する
実務者研修では、自宅での通信学習だけでなく、スクールに通って実際に介護技術を学ぶスクーリングがあります。
スクーリングでは、介護過程の演習や医療的ケアなど、実際に身体を動かしながら学習します。
特に医療的ケアでは、たん吸引や経管栄養などの演習を行い、必要な知識と技術を身につけます。
働きながら受講する場合は、あらかじめスクーリングの日程を確認し、仕事のシフトと調整しながら計画的に受講することが大切ですね。
すべてのカリキュラムを修了する
通信学習の課題やスクーリングなど、決められたカリキュラムをすべて修了することで、実務者研修は修了となります!
受講する科目数や学習期間は、保有している資格によって異なります。無資格の場合は学ぶ科目が多くなりますが、初任者研修などを修了している場合は、一部の科目が免除されます。
すべてのカリキュラムを終えると、実務者研修修了証明書が交付されます。
実務者研修を取ったら次は「介護福祉士」を目指そう!

実務者研修を終了したら、次のステップとして「介護福祉士」の取得を目指すことで、さらに専門性やキャリアの可能性を広げられますよ!
介護職のキャリアアップにつながる国家資格
介護福祉士は、介護に関する専門的な知識や技術を持っていることを証明できる国家資格です。
資格を取得することで、介護職として専門性を高められるだけでなく、職場によっては資格手当などによる給料アップや、リーダー・管理職などへのキャリアアップも目指せますよ!
介護の専門知識と技術を証明する国家資格
介護福祉士は、介護分野で唯一の国家資格です。介護に関する専門的な知識と技術を身につけているプロとして認められる証明になります。
介護の現場では、より質の高い介護の提供だけでなく、利用者さんや家族への介護指導や、現場のスタッフのサポートやチーム運営など、チームリーダーとしての役割が期待されています。
また、介護職としての専門性を証明できるため、ケアマネージャーなどキャリアアップを目指すうえでも役立つ資格ですよ!
資格手当などで給料アップ
介護福祉士を取得すると、職場によっては「資格手当」が支給されるなど、給料アップにつながる場合があります。
また、リーダー職や責任者などへのキャリアアップにつながると、「役職手当」も期待できますね!
ただし、資格手当などの金額や支給条件は職場によって異なるため、転職や資格取得を考える際は、求人票や就業規則などで確認しておきましょう。
「実務者研修を取得して終わり」ではなく、その先に介護福祉士を取得することで、さらなるキャリアアップや給料アップを目指せますね。
将来のキャリアが広がる
介護福祉士の取得は、介護職としてさらにキャリアアップを目指しやすくなりますよ!
たとえば、現場で経験を積みながら、チームリーダーや主任、管理職など、スタッフをまとめる立場を目指すこともできます。
また、職場によっては、後はい職員の指導や新人教育などを任される機会も増えていきます。
介護福祉士を取得したからといって、すぐに管理職になれるわけではありません。しかし、資格と実務経験を積み重ねることで、将来のキャリアの選択肢を広げられることは大きなメリットですね!
受験するには条件がある
介護福祉士国家試験を受験するには、実務経験ルートの場合、「実務経験3年以上」と「実務者研修の修了」が基本的な条件です!
介護の実務経験が3年以上必要
介護福祉士国家試験を実務経験ルートで受験するには、介護などの業務に3年以上従事し、かつ従事日数が540日以上であることが必要です。
- 従業期間:3年以上(1,095日以上)
- 介護施設や事業所に在職した通算の期間
- 休職期間も含む
- 従事日数:540日以上
- 実際に介護業務に従事した実働日数
パートやアルバイトでも、1日働けば「従事日数1日」とカウントされますが、産休や育休・有給休暇・出張・研修など、実際に介護業務を行わなかった日は従事日数には含められないので注意しましょう!
また、転職して複数の施設で働いた場合は、過去の経歴や日数をすべて足し合わせることができますよ!
実務者研修の修了
さらに、介護福祉士国家試験を受験するには、実務経験に加えて実務者研修を修了していることが必要です。
実務者研修では、介護過程や医療的ケアなど、介護福祉士を目指すうえで必要となる専門的な知識や技術を学びます。
また、実務者研修は介護福祉士国家試験を受験するための重要なステップですが、働きながら受講できるスクールもあるため、実務経験を積みながら計画的に修了を目指しましょう!
実務経験と実務者研修の両方を満たすことがポイント
介護福祉士を目指すには、「実務経験」と「実務者研修」の両方を満たすことがポイントです!
介護の仕事を続けて実務経験を積む
⇩
実務者研修を修了する
⇩
介護福祉士国家試験を受験する
という流れになりますね!
実務者研修は働きながら受講できるため、実務経験を積みながら研修を計画的に修了することで、介護福祉士の取得を目指しやすくなりますよ!
働きながら合格を目指せる
介護福祉士は、介護の仕事を続けながら合格を目指せる国家資格です!
働きながら受験に必要な実務経験を積み、スキマ時間を活用して試験勉強を進めることで、仕事と資格取得を両立できますよ!
仕事を続けながら実務経験を積む
介護福祉士国家試験は、介護の仕事を続けながら受験に必要な実務経験を積めるのが、働きながら資格取得を目指す大きなメリットです!
実務経験ルートで受験する場合、原則として従業期間3年以上、かつ従事日数540日以上の実務経験が必要です。さらに、実務者研修を修了する必要があります。
そのため、介護の仕事を続けながら、
実務経験を積む⇨実務者研修を修了する⇨介護福祉士国家試験に挑戦する
という流れで、無理なくキャリアアップをめざせますよ!
スキマ時間を活用して試験勉強を進める
働きながら介護福祉士を目指すなら、まとまった勉強時間を確保するだけでなく、スキマ時間を上手に活用することがポイントです!
たとえば、通勤時間や休憩時間にはスマートフォンで過去問を解いたり、テキストを読んだりできます。
仕事から帰宅した後は、無理のない範囲で30分だけ勉強するなど、毎日の生活に学習時間を組み込みましょう!
「毎日2〜3時間勉強しなければ」と考えると負担になりやすいため、短い時間でも毎日コツコツ続けることを意識しましょう!
過去問や問題集を繰り返し解く
介護福祉士国家試験の勉強では、過去問や問題集を繰り返し解くことが大切です!
まずは問題を解いて、間違えたところや理解できなかったところをテキストで確認しましょう。答えを覚えるだけでなく、「なぜこの答えになるのか」まで理解することがポイントです。
一度解いて終わりにせず、間違えた問題を繰り返し解くことで、苦手な分野を少しずつ克服できますよ!
「問題を解く⇨間違いを確認する⇨もう一度解く」を繰り返して、合格に必要な知識を身につけていきましょう!
通信講座を利用して効率よく勉強する
働きながら介護福祉士を目指す場合、通信講座を利用するのもおすすめです!
通信講座なら、自宅で自分のペースに合わせて学習できるため、仕事が忙しくても勉強を続けやすくなります。スマートフォンやタブレットで講義を視聴できる講座なら、通勤時間や休憩時間などのスキマ時間も活用できますね。
また、介護福祉士国家試験の出題範囲に合わせた教材や問題集が用意されている講座もあり、「何から勉強すればいいか分からない」という人でも計画的に学習を進めやすいのがメリットです。
通信講座を選ぶときは、料金だけでなく、教材の内容、質問サポート、スマホ学習への対応、学習期間なども比較して、自分に合った講座を選びましょう!
まとめ

「実務者研修」は初任者研修よりさらに、介護の専門知識や技術を身につけられるんだね!

そうだね、「資格手当」や「サービス提供責任者」などの、給料アップやキャリアアップも目指せるね!

次のステップアップ「介護福祉士」を目指すためにも、重要な資格だったね。
実務者研修は、介護の専門的な知識や技術を身につけられる研修です。無資格・未経験からでも受講できるため、これから仕事を始める人や、さらにスキルアップしたい人にもおすすめです!
実務者研修を取得すると、専門的な介護技術を身につけられるだけでなく、資格手当などによる給料アップや、転職・キャリアアップを目指せる可能性があります。
また、実務者研修は、実務経験ルートで介護福祉士国家試験を目指すための重要なステップです。
働きながら通信学習やスクーリングを進めることで、仕事を資格取得を両立することもできますよ!
「介護の仕事でもっと専門性を高めたい」「将来は介護福祉士を取りたい」という方は、実務者研修から一歩ずつキャリアアップを目指してみてはいかがでしょうか!

